今の職場に対して様々な理由から既に転職を考えているリハビリテーション職(理学療法・作業療法・言語聴覚療法士)や介護職の方達だけでなく、「新たな環境で働いてみたいけど、自分に合った場所があるのかなぁ」「色々と心配だなぁ」などと悩みや不安が先行して、一歩踏み出せない方もいると思います
本記事を読んでもらうことで、リハビリテーション職や介護士の転職の流れを把握することができ、少しでもスムーズに新しい職場をみつける方法が分かりますので参考にしてみて下さい
転職サイトで悩んだ時には“リハのお仕事”や“マイナビコメディカル”はおススメです
どんな時に転職を考えるのか
転職を考える時の自分の置かれている状況や何故したいのかといった考えは様々ですよね
- 初めての転職
- 現場を離れていて久しぶりの復帰
- スキルアップ
- 違う分野で働いてみたい
- 今の職場から離れたい
皆さんはどれにあてはまりますか?
“「転職の手助けをして欲しい」「何から始めればいいのか分からない」といった方には転職サイトの利用が便利だしおすすめです”
転職の準備
リハビリテーションや介護士の転職をすすめる際に必要な準備をまとめていきます
ここでのリハビリテーションは理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚療法士(ST)の3職種全てを対象としています
転職が活発な時期
リハビリテーションや介護士といった仕事は一般的な会社と異なり年間を通して募集が出ています
ただ、その中でも活発化されている時期というのはあります
それは、新年度が始まる4月に合わせての転職や夏冬のボーナスを支給されてからの退職が多い印象をうけます
収入のことを踏まえると、ボーナス支給は大きいですよね
ここで注意しないといけないのは…
支給要件は働いている職場によって異なりますので、就業規則を必ず確認してみて下さい
転職の準備はどれ位前から始めるべきか
結論からいいますと…
“どんなに遅くても約3ヶ月前には始めないといけませんが早く始める程良い”と思います
転職活動で期間が不透明なのは希望する職場を見つけるまでですので、この期間がどれ位になるかによって全体の流れが変わってきます
そこから、必要となる見学・応募・面接は先方との日程が合えば比較的短期間でスムーズにいきます
更に今の職場に退職を伝える時期も考慮する必要があります
現在働いている職場の状況にもよると思いますが、必ずしもスムーズに退職出来るとは限りません
法律(民法)上のルールを出すこともできますが、円満退職をする為にも今の職場の規則に従う方が良いと思いますので、「今の会社になるべく迷惑をかけない」「新しい職場に入れるタイミングを逃さない」為にも、少なくとも直属の上司には早めに退職の意向を伝えておくべきだと思います
退職と転職準備のタイミング
もちろん、退職してから転職の準備をすることも悪いことではありません
◎退職してから転職するメリットとデメリット
メリット | デメリット |
転職活動を慌てずマイペースで探すことができる | 収入がなくなる |
所定の手続きを行う事で、失業手当などを受けられる | 休職期間が長くなると、再就職のタイミングを逃してしまう |
心身を休める時間をつくれる | 失業の恐れがあり、不採用になったときのストレスが大きい |
新たに資格を得るための時間をつくれる | 自己管理によっては、堕落的な生活になってしまう恐れがある |
◎働きながら転職活動するメリットとデメリット
メリット | デメリット |
ブランクなく働くことが可能 | 日々の業務によっては、求職活動が出来ない |
転職による収入が途切れることがない | 様々な時間調整に苦慮する |
転職に伴う税金・年金・保険の手続きが楽(自分でしなくてよい) | 早期入社が必要な場合に対応できない |
自分が働きたい場所を考える
先ずは希望する条件をまとめていきましょう
例えば…
- 給料
- 福利厚生
- 休日
- 残業
- 手当
- 具体的な業務内容 など様々な条件があると思います
ここで大事なのは“文字に起こして視覚化する”“優先順位を決める”ということです
そうすることで自分の考えを整理することも出来ますし、複数の希望先を比較する場合にも分かりやすくなります
一例 |
具体的な仕事内容 …どの部署でどのような方を対象とするのか |
雇用形態 …正社員、パート、派遣 |
給与・賞与 …福利厚生、交通費など |
勤務時間 …同じ勤務時間でも始業・終業時間が異なる点に注意 |
休み …休日の取り方 |
職場の規模や従業員数…部署・部門の移動があるのか |
注意点としては…
- 漠然と選ばない(一目ぼれなどその瞬間の気持ちだけを当てにしない)
- これまでの職場で当然のようにあった条件を当然と思わない(転職先にもあるとは限らない)
求人を探す方法
リハビリテーション・介護職の求人を探す方法として、大きく3つの手段があります
- ハローワーク
- 転職サイト
- その他(希望する職場のホームページ 広告 直接尋ねる など)
転職活動をする上では、転職サイトを活用することはこちらの希望する職場を探してくれたり、相手とやり取りをしてくれるので、自分の時間を他のことに使えるといった点においては有効です
職場の求人・面接に関わっている立場からすると、どれも一長一短ありますし、職場によっては全部対応している所もあったり、どれか1つだけ対応しているなど様々ですが、転職サイトには成功報酬を支払わないといけませんので、職場側としても誰でもいいわけではなく、報酬を支払うだけに見合った人を選んでいきます
実際に応募
働いてみたい場所が見つかったら、実際に応募していきます
そして、書類選考や面接に備えて履歴書を作成していきますが、履歴書や職務経歴書を書く際に注意することは、ただ1つです
“誤字脱字をしないで丁寧に書く”ことです
職務経歴書についてはパソコンで分かりやすく作成しても良いと思いますが、履歴書については意見が分かれるところであり、手書きの方が無難という感じがします
面接で自分のアピールやこれまでの経歴などを説明することが苦手な人にとっては、自分の時間で作成できる履歴書や職務経歴書を丁寧に作成して、先方にしっかり自分の意志を伝え、アピールすることは大事になります
職場見学・面接
いよいよ希望する職場に足を踏み入れていくことになります
見学ってした方がいいのか?
結論からいうと、可能であれば見学はした方が良いと思います
コロナ禍であり、中々難しい時もあると思いますが、雰囲気やスタッフ同士の会話、患者・利用者の状況を見る為にも大事だと思います
職場によっては、面接と同時に行えることもありますので、先方の状況を確認しながら可能な限り見学させてもらいましょう
格好や持参物は?
基本はスーツが良いと思いますし、履物までしっかり意識していきましょう
介護職でみかけるのは、「普段着より少し綺麗にしている程度」「スニーカー」といった緊張感・清潔感がない格好で来る人がいます
それが全てではありませんが、職場側の印象は少なからず影響はあると思いますので注意が必要です
持参物は、職場側から指示されていなければ特にありませんが、使用しないにしても筆記用具やメモ帳は準備していっても良いと思います
お礼状は必要?
時間をとって面接してくれたことに対する感謝を込めてお礼状を出すという手段もあります
これについて、私としては悪い印象は受けませんが、それで何かが劇的に変わるとは思いません
もし送る場合には、面接終了後なるべく早く送る方が良いです
内定
内定が正式に決まったら、あとは新しい就職先の指示に従って進んでいきます
万が一、辞退する場合は早めに連絡しましょう
転職サイトを利用した場合には、そこのスタッフが職場に連絡してくれますし、他にも給与や条件面の相談をしたい場合にも、その旨を伝えれば対応してくれます
聞きにくいことを間に入って対応してくれることからも転職サイトは有効です
最後に…
在職中に新しい勤務先が決まった場合には、申し送りや引き継ぎはきちんとしておきましょう
特に、現在担当している患者や利用者がいる場合には、その方達にもしっかり説明が必要です
円満退職をするためにもとても大事なことです
ここまで転職の流れを説明してきました
自分の時間を大事にしながら効率よく転職するためにも転職サイトの活用はおすすめですよ
今の環境を変えることは勇気が必要ですが、将来を有意義なものにする為にも、新しい一歩を踏み出してみませんか
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