身体のメンテナンス・トレーニングの為に、フォームローラーの使用を考えたり、新しく購入を検討している方の中で、どの製品を購入すればよいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
今回は、理学療法士である私が実際に使用しているトリガーポイント製品について、選んだ理由や実際に使用しての感想についてまとめていきます
結論
理学療法士の私がトリガーポイントのフォームローラーを選んだ理由は「身体に効果的」「丈夫で長く使える」の2つが大きいです
フォームローラーの種類は本当に多く、一見似たような物でも、サイズ・形状・硬さ・素材・価格など全く異なります
他の製品と比べた時にもっと値段が安い商品もありますが、決して後悔はしないと思います
購入までの経過
最初、私が購入時に次の3つを意識して商品を選びました
「表面の凹凸や素材が優しい(強くない)」
「へたれにくく丈夫かどうか」
「使用だけでなく保管も考慮したサイズ」
そして、最終的にトリガーポイントを選んだ理由は、以下の5つになります
バイオメカニクス(生体力学)の専門家が開発し身体機能をきちんと考慮した商品になっている
空洞の為重たくなく持ち運びに便利で、使用や保管を考えてもサイズが丁度良い
耐久性が高い
表面のクッション部分が身体ケアに適度な硬さで、3種類の形状からなっている
色やデザインが豊富
実際に使用してみての感想
サイズは通常のティッシュ箱より少し大きい程度で中心は空洞になっていますが、構造的に体重をかけても安定性高く支えてくれます
私は一つのトリガーポイントを長く使用していますが、現在に至るまでへたれることなく愛用出来ています
使用状況としては、下半身や腰背部を中心に週2~3日に気になる部位を数ヵ所行い、休日や疲れが気になる時は、他の部位を含めて時間をかけて行っている状況です
また、身体に触れる表面のクッション性は本当に適度で負担は小さく、色やデザインが幾つもあるので選ぶ楽しさがあります
ただ、1つだけ注意点があります
それは首筋や腕などの小さい部位若しくはピンポイントで行いたい場合には、サイズが合わず不向きということです
こんな時はボール状の道具を使用することで解決します
私はモビポイントマッサージボールを使用しています
首筋やピンポイントで当てたい部位だけでなく、テレビやスマホを見ながら足裏や手を適度な刺激でマッサージ出来るので重宝しています
使用時の注意点
私も購入当初は、色々と気になり自分の身体で試してみようと安易に時間をかけて念入りに行い過ぎた為、翌日以降に倦怠感や重たさといった不快感が出てしまいました
フォームローラーの目的は“セルフケアで筋膜リリースの効果が期待出来る”と言われていますが、理学療法士の立場からこの筋膜リリースについて私見を述べると…
「単にフォームローラーをやるだけで、簡単に筋膜リリースは出来るわけではない」と思っています
本来は、解剖学的知識を持った上で、手技を学び実際に施術していくといった一連の学びが必要であり、私達の業界でも筋膜リリースの手技を完全に使いこなせている人は多くありません
ただ、勘違いして欲しくないのは、決してフォームローラーを否定しているのではなく、その目的を筋膜リリースに断定するのではなく、“皮膚や筋に適度なマッサージや刺激を入れることで該当する部位をケアしながらパフォーマンス向上を高めていく”というように解釈してみて下さい
フォームローラーの効果や使い方、注意点など初心者でも分かりやすく解説していますので、こちらを参照してください
まとめ
今回は、世の中に数多くあるフォームローラーの製品の中で私が実際に使用しておすすめのトリガーポイントについてまとめました
今回のサイズ・形状以外にも刺激が柔らかい製品やサイズが小さい製品もトリガーポイントから販売されていますので、自分にあった物を選んでみて下さい
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